璃美道のおもむくままに

璃美道(リビドー)とは・・・精神分析で、人間に生得的に備わっている衝動の原動力となる本能エネルギー。フロイトは性本能としたが、ユングは広く、すべての行動の根底にある心的エネルギーとした。ここでは僕の璃美道を刺激されたことについて、ぬる~く語ります。


LAY YOUR HANDS ON ME

BON・JOVIではありません。
BOOM BOOM SATELLITESの方です。
ブンブンサテライツ最後のアルバムってことで、Yahooニュースなんかでもいっぱい取り上げてられたので、ご存知の方も多いと思います。実は僕はブンブンのことはよく知りません。ガンダムUCのEP5の主題歌を担当していて、その曲がめちゃくちゃカッコよかったということしか知りませんでした。ですので、国内でどれくらい人気のあるバンドであるかもよく知りません。でもこの反響を見る限り、かなり人気のバンドであるようですね。
ですがこの「LAY YOUR HANDS ON ME」発売以降、僕はブンブンにどハマリしてます。休みや仕事の休憩時間ではずっとネットでブンブンに関する記事や動画を見ております。きっかけはやはりYahooニュースの記事にあった活動終了の文字でした。活動終了という文字の意味もよく考えずにその記事を読んだんですが、内容を読むと「解散」ではなく「活動終了」である意味をしり衝撃を受けました。バンドの概要はウィキペディアで十分補填されると思いますので割愛しますが、vo.gの川島さんが5度目の脳腫瘍を再発し、活動が困難になったため活動ができなくなったというのです。
二人組のロックユニットであるブンブンの川島さんが初めて脳腫瘍が発症したのはデビューした年とのことで、それから約20年間、川島さんはこの脳腫瘍と戦いながら活動を続け、相方であるb.prの中野さんはそれを支え続けてきたそうです。
そして今回の「LAY YOUR HANDS ON ME」は5度目の再発が分かってから作られた作品ということですが、その制作過程の困難さが色々な所で語られてます。
何度かの手術により2割を摘出され、治験にも参加した川島さんの脳は、記憶障害や行動障害を少しづつ引き起こし始めたそうです。歌詞を作るのに2ヶ月以上かかる、メロディーが覚えられない、10分前に打ち合わせたことが忘れている・・・。ニュースZEROでの特集を見ましたが川島さんの発する言葉は、非常にスローになり、不明瞭となっていましたし、音も取れなくなっている場面も撮されておりました。それを支える中野さんの努力も大変なものだったと思います。特に12月以降、川島さんがスタジオに来ることがなくなり、中野さんは一人で作業をしてきたとのことで、その孤独感は大変なものだと思います。なぜならブンブンはずっと川島さんと中野さんの二人で作業してきたバンドですから・・・。
そんな困難な状況に立ち向かいながら作られた「LAY YOUR HANDS ON ME」は、最後の作品になるであろうことを前提に作られたにもかかわらず、キラキラとした希望に満ちたサウンドに溢れていました。様々な障害と闘いながら作られた川島さんの詞は、希望に溢れ、多くの人に勇気を与えるような素晴らしい歌詞となっております。
そしてこの曲のMVには川島さんの実子が参加されております。ニコニコとした可愛らしいお子さんが元気に飛び跳ねる姿は、曲や歌詞とマッチしております。MVに実子を起用したことに対し批判的な意見も多く見られましたが、僕的にはこの曲、歌詞、それに込められた(ご家族や中野さん、そしてファンに向けた)メッセージ、このMV、そしてこれらが作られたそれまでの過程、全てが一つのパッケージとして素晴らしい作品となっていると思います。

この作品が作られるまでの過程は中野さんのツィッターからも読み取れます。困難、苦悩、迷いなどと共に長年ともに活動してきた川島さんへの愛情もしっかりと伝わる言葉で溢れており、40過ぎのおっさんですが涙しながら読んでしまいました。特に川島さんのご家族と一緒にディズニーランドに行ったところなんかもう・・・・
今回、様々な画像も公開されてます。印象的なのはお二人で冬の海で撮影されている画像。花束を持って二人で並んでいる写真ですが、障害の影響かもしれませんが、やや気難しそうな顔して写っている川島さんを笑顔で見守る中野さん。その笑顔からは愛情がしっかりと伝わってきます。
普段は僕の好きな曲をかけると顔をしかめる我が子達ですが、このエピソードを話してからは子供たちもこの曲が大好きになってくれました。
思い入れたっぷりに語ってしまいましたが、僕も人の親になり、なんとなく今の川島さんと親という部分で重ね合わせた部分があったのかもわかりません。自分でもわからないくらい今回、ブンブンさんにはまっております。
もしよければ、この記事を読んだ方もぜひ購入されて、MVと一緒にこの曲を楽しんでいただければと思います。

追伸;洋楽ハードロック好きの僕としての狭い知識から一言。スウェーデン出身のあの歌姫もドイツのあのスピードメタルバンドも歌詞は英語です。やはり世界で勝負するなら英語の歌詞は必須だと思っています。それと、これは小室哲哉さんも仰ってましたが、「日本人はどうあがいても白人のパワー溢れるボーカルには勝てない」と思います。その意味では、ブンブンのような打ち込み系とロックの融合は、日本人として世界に通用する一つの選択肢だと思います。でもコレはブンブンが作り出した訳ではなく、TM NETWORKや初期のB'z、そしてfence of defense、その他多くの先人達がやってきた音楽です。ただ先人達が歌謡曲然としていたのに対して、ブンブンの音楽は非常にアーティスティックです。そういう意味ではブンブンがまずはヨーロッパで火が点き、日本に逆輸入されたのも納得が行きます。
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  1. 2016/07/08(金) 09:33:50|
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